前回は庭づくりの手始めとして石拾いを始めたところでした。固く石だらけの庭を整備していくには課題だらけです。庭づくりという名では生易しく、開墾という雰囲気になっています。
初回の課題と対策案とその結果
表面的な作業では不十分、地面が固くスコップでは作業効率が悪い
スコップでダメならと、さっそくシャベルを購入しました。
金象印 パイプ柄シャベル丸形という商品です。日本で唯一の純国産シャベルとのことです。スチールできた丈夫なシャベルです。これなら、怖いものなしのはずです・・・・。
現地でさっそく地面を掘ってみることにしました。
大きな自信を胸におもいきり踏み込んでみます。
・・・・・。
上の写真が踏み込み始める前の写真だと思いますか?
おもいきり踏み込んだ結果が、上の写真です・・・。
地面がおそろしく固く締まっていて、シャベルを踏み込んでも太刀打ちできませんでした。すぐに小石にあたって止まってしまうので、スコップで少しずつ掘り進んだ方が断然マシでした。
これは、つるはしが必要そうです。
小石を拾いきれない
これは単純ですね。手で一つずつ拾い集めるのは不可能なので土ふるいを使います。ただ、土の量も多くなるので大きめの土ふるいが欲しいところですね。・・・・・自作しましょう!!させて下さい!!
ただ、ここで疑問が生じます。バーベキュー用の金網でDIYされている諸先輩方の多いこと、多いこと。網目のサイズはそれで大丈夫なんですか?みなさんのお庭は、バーベキュー用の金網にひっかかる小石ばかりなんでしょうか。
網目のサイズについて考えたことなんて、まあないですよね。網目は網の隙間のことです。網目のサイズというと、針金に囲まれた隙間の幅のことです。バーべーキュー用の網では12㎜くらいが主流でしょうか。1㎝くらいの石は容易に通過してしまいます。砂が直径2㎜以下(未満?)と定義されているようなので、さすがにそこまで目が細かい必要はありませんね。
土ふるいDIYの前に、市販のふるいを購入してみました。直径37㎝で、網が3種類付いていました。網目に名前は付いていませんでしたが、おそらく粗目、中目、細目といったところでしょうか。近所のホームセンターで、だいたい1500円くらいでした。
一番目が粗いもので、網目サイズは7㎜です。既にバーベキューの網よりも目が細かいです。
中目で、網目サイズは5㎜です。
細目で、網目サイズは2.5㎜です。
さっそく、土ふるいの実験です。とりあえず、表面の小石やらを適当に手で集めて山にします。
大きめの小石は拾って土嚢に放り込んでもいいんですけど、とりあえず全部まとめてスコップですくい。
粗目(網目サイズ7㎜)をセットしたふるいに放り込みます。
表面の乾燥した土なので土の塊も少なく、ストレスなくふるいにかけることができます。土が固まりやすいと、塊を崩さないといけないですからね。
粗目でふるいにかけた結果が上の写真です。5㎜前後の小石がかなり多いので、芝を張ったり、家庭菜園にするには不十分です。網目サイズが2.5㎜の細目でふるうといい感じですね。ただ、最初から大きい小石も小さい小石も取り除こうとすると、ふるいの中があっという間にあふれてしまうので作業は2段階にした方がいいかもしれないです。
土ふるいのDIYはとりあえず、バーベキュー網だけに頼らず、細目相当の網も用意することにします。
かがんでの作業はつらい
作業用の椅子を準備するつもりでしたが、わすれてました。
これでは、長時間の作業は無理ですね。
熱中症対策
涼しい時間に作業するのに越したことはなさそうです。朝が涼しいかと思っていましたが、夏は日の出が早すぎてだめですね。作業中に多少は物音をたてるので日の出とともに作業すると、近所迷惑になるかもしれませんし。今後は、涼しくなりはじめた夕方も試してみようかと思います。
開墾作業2回目のまとめ
土が固すぎて、シャベルでは全く歯が立ちませんでした。さすがに想定外でした。鍬じゃあ心もとない気がするので、つるはしを物色してみます。
土ふるいに関しては、目指すべき網目サイズがはっきりしてきたので収穫ありですね。先走って土ふるいをDIYし始めずに、土をふるう作業を体験したことが正解でした。粗目で大きめの小石を取り除きつつ、最終的には網目サイズ2.5㎜の細目が必要です。
ただ、土をふるうためにも、まずは固い土を掘り起こす術の確立を目指すこととします。