軒天はニチハの木目調を採用。差額を公開。

我が家は軒天にニチハの木目調、ティンバーベージュを採用しました。まだ、完成していませんが着々と工事が進んでいます。

※ついに完成しました。記事後半に写真もあります※

軒天(のきてん)とは

上の図で赤丸で囲った部分が軒で、軒天は赤い矢印で示した軒の下側部分ですね。最近はほとんど屋根のない四角い家も多いですし、屋根があっても軒が短い家も多いです。でも、屋根は外壁を雨等から守る役割がありますし、軒や庇(ひさし)は季節によって室内への日差しの入り方を調整してくれます。夏は太陽高度が高いので暑い日差しを遮ってくれますが、冬は太陽高度が低いので日差しが入ることで室内を温めてくれます。

機能面を考えても軒を軽んじてはいけませんが、それに加えて家の外観の印象にも大きくかかわってきます。僕らは木目調の軒天材を選びましたが、ただの白や黒の軒天とはだいぶ印象も変わってきます。ただ軒天を木目にしても軒天が狭いと目立たないので、オプションで全体の軒の出を長くしてもらい、玄関部分の屋根は大幅に広げてみました。

軒天を木目調にするか、本物の木にするか・・・

濃淡のはっきりしたウエスタンレッドシダーの軒天を見たことありますか?ぱっと目を引きますし、かっこいいです。インパクトがあるので家全体との雰囲気も考慮しないといけないですが憧れて、最後まで悩みました。

が、最終的にニチハ軒天12木目調という商品を選びました。

理由はいくつかありますが、まず費用面ですね。ウエスタンレッドシダー等の軒天は高いです。ニチハの木目調に変更する費用の倍くらいを提示された気がします。

次に性能ですね。ニチハの軒天は不燃材で作られています。本物の木材は防火の点で大きく劣り、地域によっては採用できないようです。

次にメンテナンス性ですね。細かいことまではわかりませんが、軒天なので直射日光は浴びないとはいえ劣化していきます。木材だとなおさらです。

加えて美観を維持できるかどうかの問題です。住宅や店舗で外壁や軒天に木材を使用したおしゃれな建物が近所にもちらほらあります。でも、ひと夏超えると外壁部分はあっというまに色褪せてしまって、おしゃれさはマイナスとなっているものを多く見かけます。軒天ならましかもしれないですけど、ちょっと心配ですね。

木材の欠点を補う方法として、ニッコーの液体ガラスなんていう選択肢があるかもしれないです。時々テレビで取りあげられるので知っている人もいるかもしれません。詳しくは”ニッコー 液体ガラス”で調べてみて下さい。夢のような商品ですね。僕も本気で調べて導入を考えました。でも、唯一直接確認できた使用事例の状況がいまいちだったので、採用は見送りました。ウッドデッキなんかでも使いたかったんですけど、身近な使用例が少ないので踏み切れずにいます。

脱線したので戻ります。結局、上に挙げたような欠点を木目調の軒天はクリアできていて、見た目も気に入ったので採用を決めました。

ニチハの木目調(軒天12 ティンバーベージュ)

仕上がり具合

まだ、家は完成していませんが玄関ポーチの軒天はこんな感じです。壁はジョリパットの白い塗り壁になる予定です。家自体が駐車場よりも高いので軒天が目立って、いい具合です。

軒天を木目調にする費用

アスノン エンボスカラー t=6 → ニチハ 軒天12 ティンバーベージュ 

差額 ¥200000

軒天の面積が約40㎡で、追加費用が約20万円でした。玄関ポーチを含めて屋根をだいぶ拡げたので、高くなりました。でも、本物の木材と使うよりかは安くて、高性能です。軒天全部じゃなくても、アクセントとして取り入れてみるのはどうでしょうか?

ついに完成しました

ついに完成したマイホームの玄関ポーチです。ティンバーベージュの軒天に、外壁はジョリパットの小粒ロックの組み合わせ。雨樋(あまどい)や照明、玄関ドア、タイルが組み合わされると雰囲気も変わります。

庭はがんばってDIYしていきます・・・・。

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