「自由設計です。なんでもやれます。」と言われるものの、要望を出すとスムーズに進まない。「費用が・・・」の繰り返し。もやもやは溜まりに溜まりました。この間も、「もうそろそろ本契約させてもらいたいんですが・・・」と契約を迫られます。「来週末に契約にしたいんで、その前に契約金を振り込んでもらえますか?」
はぁ!?
契約も取り交さずに、振り込みをさせる意味が分かりません。まあ、営業さんは感じのいい人で、その人の問題ではありません。会社で何週までに本契約させるという決まりごとがあるのか、上司にだいぶ促されてい様子でした。ただ、納得のいかないこと、把握できていないことを無視できない性質です。契約書にはサインせず、聞いてみました。
自由自由、お金お金といいますが、標準の中でやれることって何ですか?
ここでようやく出てきました。標準仕様を一覧にした資料。外壁のタイルは3色だけ?サイディングでも、数種類だけ?まあ、このあたりの記憶は曖昧です。通常、本契約前にこの資料は渡されないようです。契約したもの勝ちだからなんですね。ここでようやく、理解しました。
自由設計≠自由、自由設計=セミオーダー
「何でも自由にやれます」という甘い言葉を信じ夢をみていました。でも、何かしら要望を出すたびに、「お金がかかりますが・・・」と返されました。最初は、まあ自由といっても範囲はあるよなっと自分を納得させていました。でも、もやもやが募っていく原因は単純でした。自由ばかりを全面に押し出しているのに、中身はかなり自由度の低いセミオーダーで、標準から外れることにかなりシビアだったのです。
ここでは実現したことが、実現できないと、本契約は断りました。当時は結構落ち込みましたが、今となればよい経験でした。この先は、希望を実現させた明るい話をしていきたいですね。家が完成してからは、Web内覧などをしていきたいと思います。